LINN surround 立志編

Exakt box-Iという8chのパワーアンプとDACを積んだデジタルクロスオーバーの中古との出会いからはじまりました。

Klimax dsm/3を発注した時のことはあまり記憶にありません。極度の高揚状態だったためと思われますが、ジャックスの支払いローンの明細を見た時にかすかにめまいを覚えた記憶はあります。

一世一代の買い物の支払い準備は終わったものの、世界的な資源不足、半導体不足、物流の問題等、肝心のプロダクトの納期は未定でした。

そうなると人の心など脆いもので、本当は何かの詐欺にあったのではないかとか、今からクーリングオフはできないだろうかとか、おろおろと分不相応な買い物を後悔したりする始末です。

しかしながら、さすがにしばらくすると落ち着いてきて、期待に胸が膨らむ昂揚期が訪れます。そんな時にふと除いたUSEDページで見つけたのがExakt box-I。

これって何に使うんだっけ?

いつか販売店の人にLINNでサラウンドを楽しむためには何が必要なのかと尋ねた時に教えてくれた機材。もちろんこれだけでは不十分で、これにプロセッサーモジュールとやらも必要と言われた記憶がよみがえります。そして法外ともいえる金額も。

どうかしていたんです、ええ。納期未定のストレスをほかの買い物で癒すという精神科医からすれば実にわかりやすい精神状態だったと思います。

中古ですから。サラウンドモジュールプロセッサーもええ中古で手に入れました。

新居購入のついでに勢いで新車を買うよりはスケールは小さいぢゃないか、君。

あとはKlimax dsm/3とともにやってくる日を待つばかり。

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